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日々試行錯誤しつつ実践中

クラスの枠を越えて - 合同『学び合い』、少しずつ育ってきました(第4回)

 先月からスタートした、2クラス合同での『学び合い』による算数の授業。

 その第4回目を終えて、少しずつ集団に変化が見られるようになってきました。いくつか感じたことや考えたことなどを。

■ 空間の工夫

 第3回と第4回は、授業スペースを最初とは違う場所に移しました。意図としては、クラスの枠を越えて、より自然に交われるように意識してみました。


 実は、初回は、全員一緒に導入を行ったものの、その後はそれぞれのクラスに分かれて活動しつつ、自由に行き来できるスタイルでした。それを、今はより近い場所で一緒に取り組む形へと変えています。

 

 回を重ねて慣れたこともあるかもしれませんが、環境の変化により、あちこちで小さな“化学反応”が起きやすくなったと感じています。

■ 「見守る」ことの効果

 わいわいと積極的に動く子たちの姿もあれば、少し離れたことろで活動している子もいます。それでも、その子たちなりに、算数の課題に向かうようになっています。

 無理に関わらせたり、取り組むことを強いるることよりも、「そっと見守る」ことのほうが大切なときもある、そんな風に感じた場面もありました。

 もう一クラスの先生からも、全体的に、学習への姿勢が上がってきたことのコメントをいただきました。その、もう一クラスの担任の先生には、あえて今は多くを説明しすぎず、まずは様子を見てもらっています。まずは、子どもたちの変容や姿から感じ取ってもらえたらと思います。

■ 固定メンバーから、流動的な関わりへ

 特に今の単元から『学び合い』の授業に参加したクラスの子達の中で、まだまだ決まった友だち同士だけで活動している子が多いので、その結果、友だちと同じ間違いをしてしまう様子も見られていました。けれども、少しずつ集団の動きが流動的になり、固定化がほぐれはじめたように思います。

 課題の理解が難しい子に対しても、自然に支援が届くようになってきました。全体として、子ども同士の関わりを中心に、学びの質が少しずつ、でも着実に深まってきていると感じます。

■ 今後に向けて

 このまま、しばらくはこのスタイルで算数を進めていけそうです。できたら最終的に、合同での「自由進度学習」の形まで持っていけたらと考えています。

 子どもたちのAgencyを引き出しつつ、それぞれのペースで力をつけられる環境づくりを目指したいです。

 来週は、ここまでの振り返りを兼ねたテストを実施する予定です。まだ大きな変化は表れないかもしれません。それでも、これからの成長を見取る上での最初の評価となりますので、楽しみです。