アラフィフで大学編入した私の前に立ちはだかった大きな壁。
それが「暗記」でした。
初めて知る専門用語、研究者名など覚えることが盛り沢山なのに、たった10分前に勉強したはずの名詞が思い出せない現実。。。
暗記で役立ったもの・こと
まず、割り切る
人の脳は、忘れるものと割り切る。だからこその復習や反復です。
無理せずコツコツ
短時間でOK。長時間がんばるより、勉強の回数を増やすことを意識しました。
そもそも社会人学生の場合、仕事、家事、育児もありますので、常にまとまった勉強時間を確保すること自体が難しいことでしょう。
覚えられないのではなくて、思い出せないのでは?
一度勉強した名前が出て来なくても、答えを見れば「それそれ!」となることがほとんどではないでしょうか。
それなら覚えられないのではなく、思い出せないのです。インプットよりもアウトプット、つまり「思い出す」ことを意識して勉強する必要があります。
暗記するタイミングを大切にする(寝る前と起きた直後をワンセットで)。
寝る前と起きた直後をワンセットとして暗記をしました。
まず寝る前に覚える。布団に入ったら後述のreminDoやノートに書いた穴埋め問題をします。どちらかといえば、インプット中心です。ノートはそのまま枕元に置いて寝ます。
そして、起きたらできるだけすぐに短時間でいいので復習や続きをします。直後が無理なら少し経ってでも大丈夫です。アウトプットを意識します。
寝る前のインプットと、寝起きのアウトプット。これで不思議と良く覚えられましたので、おすすめの方法です。
暗記のためのアプリ reminDo
問題と解答を入力すると、忘却曲線に基づいた最適なタイミングで出題してくれます。つまり復習の回数を最小限にできます。覚える量が多い時には絶対に便利です。アプリなのでどこでも勉強できることも良かったです。
ここで大事なポイントは、
穴埋め問題と解答
という作り方にすることです。
reminDO :忘却曲線に基づいた記憶に残るメモ / ブックマークサービス
穴埋め問題にした影響はとても大きかったというのが実感です。
付箋
キッチン、トイレ、洗面台などに付箋を貼るスペースを作りました。覚えたいことを貼っておきます。ドライヤーの使用中も案外暇な時間です。短いすき間時間を見つけて、あまり負担すぎない範囲で活用しましょう。ストレスは適度が一番です。
ノートを作る(マインドマップと穴埋め問題)
まとめのマインドマップをノートに作りました。作る過程でも理解が深まりますし、短時間でもいいので、何度も見ることでイメージとして記憶していきます。
マインドマップのアプリもたくさんあるそうなので、手書きがおっくうな方は試してみるのも良いかもしれません。
また、覚えたいことを穴埋め問題にしてノート書きました。これを何度も繰り返し解きます。
穴埋め問題の良さは、思い出すためのヒントがあることです。アウトプットの回数を無理なく増やせることで、気付いたらけっこう覚えています。
穴埋め問題形式の問題集があればそれを利用するのも手です。私は穴埋めタイプの問題集として、教員採用試験 教職教養36日間2018 (教育ジャーナル選書) を使いました。答えが同じページに載っているのも好みで、暗記用のノートもこの本のレイアウトを参考にして作りました。
暗記シートは個人による?
穴埋め問題といえば、暗記シートを思い浮かべる方も多いかもしれません。私は乱視も強いからでしょうか、張り切って購入した暗記用の赤や緑の半透明のシート+専用のペンという組み合わせは、実際に使ってみると見づらいのでだめでした。
若い方や向く人には良いと思います。私も使いたかったので羨ましいです(涙)
誰かに話す
これは強力です。話すには頭の中を整理しなくてはいけないのと、自分の声が再インプットされますし、とても良い刺激になります。スクーリング中の雑談なども有効だと思います。うまく説明できなかったところはすぐに確認するとなお良いです。どんどんアウトプットしましょう。
体を使う
立ったまま勉強する、歩きながらやストレッチしながら覚える、など、何かをしながらちょっとずつ覚えると良いです。小さいメモ帳に覚えたいことを書いて持ち歩きました。
ただし車の運転中などは危険ですので止めましょう。
若いときの自分と比べない
かつての自分と比べても仕方のないことです。最初からこのくらいの記憶力だったと思うことにして、今の自分に向いている方法を探ってみましょう。
この機会に合う方法が見つかれば、今後資格取得などにも生かせますから絶対損はありません。
実際に試すこと
暗記法は探せばまだまだあり、暗記術や勉強術に関する書籍が沢山出ていますし、ネットでも情報が得られます。
効くのかな?と思っているだけでは先に進みません。ちょっとだけ実際に試してみましょう。向いて無さそうなら別の方法をまた試せば良いだけです。向いてないものが分かることも、1つの大切な知識です。
役に立った書籍やアイディア
実際に購入したり、参考になったものです。
次は
大学生活の中で考えたことや、大変だったこと(モチベーションを保つこと、レポートなどの文章作成)、工夫したこと、役に立ったこと、などの中からこれからも少しずつ書いてみようと思います。
過去記事もぜひご覧ください。