自由進度学習の授業準備
今回は、自由進度学習を取り入れるようになってからの、授業準備について書いてみようと思います。
単元で使う教材をまとめて準備
これまでは、毎回の授業ごとに準備を進めることもありました。しかし、自由進度学習の場合、子どもたちがそれぞれのペースで進むため、単元全体の構成や目標をあらかじめ整理しておく必要があります。
ですが、日々の授業準備の負担は軽減していると感じています。一度準備を終えれば、あとは時間に余裕ができますので、場合に応じて、個別支援のための教材を準備することも対応しやすくなりました。
活用しているリソース
授業準備を効率化できた理由の一つに、既存の教材を活用している点があります。教科書をベースにしつつ、次のような教材やツールを活用しています:
- 教科書の問題やAIドリル:基本の進め方を明確に。
- 書籍やオンライン教材:個別学習で使用できる幅広いコンテンツを提供。
- 学びを可視化するためのツール:進捗が見えるようにして、子どもたちがお互いの進捗を確認できるよう工夫。これもできるだけ時間をかけないようにしています。
自由進度学習は、準備段階では少し手間がかかる部分もありますが、実際に授業が始まると、その分の効果を大きく感じます。個別の支援、個々の学び方の違いへの対応などについて、また今度書こうと思います。