3月27,28日、掛川教育フェス2021に参加をしました。考えたこと、思い出したことを書き留めながら、私自身の振り返りとして書いておきます。
3月21日のプレイベントの講座では、小学校プログラミング教育についての話をしました。メインのイベント2日間では本当にいろんな刺激を受けました。
ちょうど、4月の保護者会で話すことをぼんやり考えていた時期でもあって、その参考になる話も多かったです。
教育を通して叶えたいこと
小学校に転職したころに考えたことを思い出しました。
実は小学校教員になる前に、小学校開校の準備をするために、非常勤講師として勤めていた専門学校を辞めて転職をしました。専門学校の学生の中には、「もっと授業を受けたかったです」と声をかけてくれた学生達がいました。
私はその期待には応えられませんでした。自身の挑戦を選びました。でも、その学生たち、そしてこれまで関わった学生達に何かできることはないかなと考えました。
その答えは、新しい仕事を通して地元の教育をより良くすること、多様にすること。そして彼らがいつか
「この町で子育てがしたい。この町で我が子に教育を受けさせたい」
と思ってもらうことに、少しでも貢献できたらいいなと思いました。
まだまだ目の前のことで精一杯です。でも目の前のことはかならず、いつかの夢の実現につながっていると思います。もし私が実現できなくても、きっと子ども達が叶えてくれるんじゃないかと思っています。
専門学校で教えたことが強み
これはクラスの保護者の方も言ってくださったことなのです。
専門学校で学生達と20年近くにわたって関われたことは本当に大きな財産だと思いました。
小学生と接していても、常に学生達の姿が重なっていました。学生達の素晴らしさを思うと、小学校での少しの失敗や遅れなんて、本当に大したことではないのです。
子ども達が「20才になった時の幸せを考えませんか。」
これからの社会で求められる力、生き方
すずかん、こと鈴木寛先生の講演はとてもクリアでインパクトがありました。保護者会でも一緒に観たい内容でした。
大学で生物学、そして社会人になってからは日本でのインターネットの商用利用の歴史とともにICTに関わってきました。その経験が社会の変化に対して、なんとかついていく力になっていると思います(一時期印刷業界にも関わらせていただいたのも良い経験でした)。そして情報系の専門学校、今は小学校。いつかは高校情報科の免許が役立つときがくるでしょうか。
新しい自分に出会って、その先へ。
ゆっくり、ギアを上げ続けていきたいと思います。