小学校教員になって、2年目の4月が終わりました。
担任しているのも去年と同じ学年ということもあり、少しは楽ができるのかと思ったら、そう甘いものでもなかったです。
もちろんすべてゼロからではないので、去年に比べて効率よくできていることもあるのですが、その分他のことに時間を使うので、忙しさについてはプラスマイナスゼロ、というのが実感です。
また、働く環境も去年とは全く同じではないので、そういった変化に付いていくための時間や労力も必要です。今日は、今の働く環境について「人」、「教える内容」、「教える以外の仕事」で考えつつ少しだけ書いてみます。
働く環境について(2年目の私が思うこと。覚書として)
人
勤務している学校で今年度特有なこととしては、今年から校内のクラス数が倍になったので、新しい先生もたくさん入って来られました。私はまだ余裕がなくそれほど時間は割けていないと思うのですが、それでもお互いに知り合っていく過程で、コミュニケーションに一定の労力が必要です。
一般的にも年度代わりには、人の出入りや組織の組み換え(学校であれば担任の組み換え)などがあるので、同様の状況は起こるでしょう。
また教える学年は同じでも、当たり前ながら担任する児童や保護者は違います。そこでの新しい出会いも、変化ですね。
教える内容
教える内容については、たとえ学年が一緒でも、去年の授業内容をいつもそのまま使えるわけではありません。
理由は、たとえば去年よりも良い授業にするためや、去年と今年の子どもたちの違いに合わせるためです。
他にも、今年はより国際バカロレアのカリキュラムを取り入れていくため、新たに学びながら授業を進めていく必要があるからです。とはいえ、国際バカロレアについては、経験豊富な先生と今年ペアを組むことができたので精一杯学びたいと思っています。
教える以外の仕事
ここが仕事量が案外たくさんあって、かつ時間が本当にないなと感じています。
子どもたちが学校にいる時間以外でこなすことは、授業の準備(プラン作り、打ち合わせ)、採点、結果をまとめる、教室に必要なものを作る、掲示をする、必要な物品の手配をする、コロナ対策として消毒やトイレの掃除をする、などなど割とあります。
私の場合二人担任制なので、ペアの先生と分担できることもあるので、本当に助かっています。ただ、まだ教員やスタッフの人数が十分かというとそうでもないのだろうとも思います。
ところで、二人担任制、かつ専科の先生もいるのは、それでも助かる面も大きいです。一方で私が担当する授業以外でも、担任をするクラスの子どもたちに付き添ったり、またチームティーチングとして一緒に教えたりと、全くの空き時間というわけでもないのです。空き時間には、ペアの先生と打ち合わせをしたりもします。
その他
得意なことと苦手なこと
環境が変化することによって、より明らかになるのが「得意なことと苦手なこと」だと感じます。苦手はことに直面すると、私の場合とても分かりやすくパフォーマンスが低下します。
いい加減私がもっと「大人」になればいいかもしれませんが、私らしさを失えば、私の限られたリソースやパフォーマンスさえ発揮できなくなるのは自明です。
やってみたいことと、やりたくないこと
ICTについての担当になっていますが、クラス担任としての業務がまずはあるので、「やるべきこと」がすべてできるわけではありません。それは休日すべてつぎ込んで出来ることでもないので、やれることからやれる範囲で、優先順位を決めてやっていくべきことと考えています。
そんな中で、「やってみたい」と思えることは大切にするようにしています。少し余分に時間や負荷をかけても、やり遂げられる可能性が高いことだからです。
やりたくないこと、、、ありますよね(笑)
いろいろ試行錯誤しつつ2年目を過ごしていけたらと思います。